近年独立する方が増えていく中で、やはり事業と言うものは、1人ではできないものです。
独立する際に、人を誘って2人で会社を起こすと言うことも少なくないと思います。
私は20歳のときに独立しましたが、幹部候補となる人間を3人ほど誘いました。
実際に友達同士で独立したわけなのですが、私の場合は最初は上手くいきませんでした。
今回は、独立するにあたって起業しようと誘われた場合に、どういう部分で注意した方が良いのかということについてお話ししていきます。
仲良い友達に誘われても独立起業は失敗する

独立起業して失敗するケースとして、仲の良い友達と一緒に独立したケースはよく挙げられます。
仲が良いことで一緒にいることも楽ですし、言いたいことを言えるというのはメリットかもしれません。
しかし、仲が良いことによって、馴れ合いを起こしてしまったり、実際にビジネスをやってみるとうまくいかなかったりすることが多くあります。
友達自体が良くないと言うわけではなくて、それだけビジネスを行う事でときには、相手の嫌なところも見えてきますし、もしかしたら相性が合わないと言うところも多く見つかるかもしれません。
私の場合は、友達と事業を起こして、最終的にはお前にはついていけないと言って止められた経験もありました。
実際には私の実力不足だったわけですが、やはりそれから疎遠になったこともあり、辛い思いもしました。
友達を誘うこと自体は悪いことではありません。ですが辛いこともあるので注意してください。
起業を誘われた時に選ぶ相手は真剣さ
起業しようと誘われたと言う事は、誘った側社は社長をやるつもりだと思います。
社長として大事なところで言うなら、何があっても絶対にあきらめない不屈の精神と、絶対に自分たちならやり遂げると言う強い思いです。
実際にその人のビジョンを聞いてみる必要もあります。
実際にお金欲しさに起業したいと言う方も少なくありません。
お金が欲しくて独立したとして、うまくいかず心折れてしまう社長さんをたくさん見てきました。
このような社長さんについていくと人生を無駄に過ごしてしまいます。
またパートナーとして事業を一緒にやっていくなら、自分よりも真剣だと思える人間と組む必要があります。
楽しいという感情だけでは絶対にうまくいきません。
どんなに辛い時でもこいつなら絶対にやり遂げてくれるという強い信頼のある人と一緒に組んでやりましょう。
起業を誘われた時に見るのは能力
起業を誘われたときに、誘った相手をよく厳選する必要があります。
実際に独立起業しようとしてうまくいかなかったケースはよくあります。
その中でも多くあるものは、優秀な方に誘われたので一緒に起業しても失敗したと言うケースです。
実際に、独立して成功するためには必要な要素がたくさんあります。
お金を稼ぐためには、営業力が必要かもしれませんし、マネジメント能力も必要です。
人をついて来させるためには、人としての魅力も必要ですし、優秀さと言うのも人に図ることができません。
優秀な方と起業しても失敗することがたくさんあります。
それでは、どんな能力を見れば良いのでしょうか?
1番良いのは、自分に持ってない才能を持っていることです。
自分ができる事は自分で対応することができます。
例えば自分が人を連れて来させることができるとして、何か細かい作業が苦手だったとしましょう。
自分が人をマネジメントして、パートナーに細かい作業を見てもらうことでうまく役割分担をすることができます。
会社と言うのは、チーム戦です。
自分ができない分野を人に任せることができるのです。
そうすることによって、成功する確率は上がりますし、うまくいってる経営者さんほどその点を理解しています。
自分は細かい作業ができなくて、部下に任せると言う会社も多いかもしれません。
会社が大きくなっていく中で、必要な能力というのは問われますし、その中でも自分に持ってない魅力的な能力を持っている人たくさん採用しましょう。
独立する時も、自分が持ってないような魅力的な能力を持っている方を選んだ方がいいです。
最後に、能力よりもやる気と本当に信頼ができるかという点だと思います。
事業を始めてみると、うまくいかないことの方がほとんどです。
うまくいかないときに、こいつの為だったら自分は死ぬ気で働けると言うような熱い人間、そんな人と組みましょう。