簿記は、企業が求める持っておいてほしい資格ランキングで常に上位にいる資格になります。
経営においては必須の知識で、企業の共通用語として経理には欠かせないものの一つです。
起業するにあたっては、経営をして行くということですので、簿記の知識は必要なのか?知識全くなくても起業できるのか?と疑問に思う方も多いのではないかと思います。
そこで、
起業を考えている方
知識面で不安に思っている方
に向けて学ぶべき簿記の知識をご紹介いたしますので、最後まで読んでくださいね。
私自身、20歳のときに起業をし、いくつもの事業を展開し業績を伸ばし続けていますが事前に簿記は学習しました!
起業するのに簿記の知識は必要!?

結論から言いますと、知識は必要です!
ですが、資格としては不要ですのでここは勘違いされないようお気をつけください。
そして、知識といってもそんなに難しいことではなく、企業に欠かせない財務諸表が見れるようになることと最低限の数字を理解することくらいです。
数字が苦手、とかごちゃごちゃ細かいものは得意じゃない、という方でも、言ってしまえば、機械が得意でない人でもスマートフォンは使える、といった誰でも理解ができる単純なことですのでここでしっかりと理解をしてくだされば問題ありません!
簿記ってなんだろう
そもそも簿記ってなんなんだろう。という方がいるかもしれないのでご説明します。
簿記とは、帳簿記入の略で大げさに言ってしまうと “お小遣い帳”をイメージしてもらえればと思います。
皆さんも一度はお小遣い帳をつけたことがあるのではないでしょうか?
お小遣い帳では、日々の私生活を記録、計算、整理し毎月決められたお小遣いを何に使ったか、その中でも絶対に必要なものと、ちょっと贅沢をして買ったものだったり、臨時のお小遣いがあったりなど、明確にするものです。
簿記では、企業の経営活動における記録、計算、整理をし企業のお金(資本)はどのくらいあるのか、そのお金(資本)をどのように使っているのか、必ず必要な費用はいくらなのか、売上がいくら上がっていくら利益になるのかなどといった経営に関するお金を明確にするためのものになります。
企業にはこれらを表にして明確にする必要があり、国が定めた一定のルールによって作成しなければいけません。
この表を財務諸表といい、これらを作る際に簿記が必要となります。
簿記とは企業においては欠かせない存在です。
起業に必要な簿記の知識とは
財務諸表が見れるようになることです。
上記にも記載されている通り、簿記の資格は必要ありません。
資格では主に財務諸表の作り方、勘定科目の種類などを学びますので起業をしたいと考えている方には全く必要のない知識になります。
すなわち、簿記の知識というのは、“財務諸表を作成する”ということではなく、”財務諸表を見れるようになる”ということです。
経営をするということは事業をどれだけ大きくするのか、売上がいくらで利益はいくらなのか、そこにかかった費用はどれだけなのかなどを数字を見ただけで理解できることが大切になります。
現状の状態がはっきりとわかるようになるため、起業する際には前もって把握しておく知識なのではないかと思います。
起業後の簿記の知識
起業とは、雇われから個人事業主になったり、法人を持ったりすることですので、1年に一度の税の申告が必要となります。
ここで、簿記の知識がかなり生きるはずです。
起業時はとくに極力費用をかけないほうがいいというのがセオリーとなっています。
もちろん、税の申告や他様々な手続きを税理士に委託することが一番安心できることですが、その分コストがかかってしまいますので、やはり起業したばかりのうちはある程度の知識はつけておく必要があるかと思います。
簿記の資格は役に立つ?
上記では簿記に勉強は必要ですが、資格は必要でh¥ないとお伝えしました。
ここで少し矛盾してしまうと思いますが、起業を考えていて個人事業主でも、法人でもなんでもいいのですが、一人でされようとしている方には、資格を取るために勉強しても良いのかもしれません。
なぜかと言うと、簿記の基礎は企業経理の基本的な考え方ですので、一人でされるのでしたら、自分で行う必要が亜あるからです。
自分で行うのであれば、資格の勉強として学んだ方が、結果として資格が取れれば基礎的な知識は身につきますし、結果としても合格を取れることは自信につながります。
目標のない勉強は続かないと思いますし、資格ということであれば一石二鳥と思って頑張れるのではないでしょうか。
これに関しては、個人差がありますので、確実に言えることは勉強は必要で知識は持っておくべきと言うことです。
起業において持っておく知識の一つにマーケティングがありますのでこちらご参照ください。