近年起業することにおいて、最も重要な能力が、プログラミングの能力だと言われています。
ITの企業が増えてきて、やはり大成功するビジネスと言えば、何かウェブサービスを作ることの印象が大きくなってきました。
私も様々な事業を立ち上げてきて、数々の会社を成功させてきましたが、
“文系の自分は能力がないから起業はできません”
こんな言葉をよく聞きます。
実際文系の人は独立して失敗してしまうのでしょうか?
今回はこのテーマでお話ししていきます。
THE文系起業して成功するには!?

まず結論からお話ししますと、もちろん文系の人でも起業はできますし、文系の人でも独立して成功することができます。
実際に独立のイメージとして、フリーでエンジニアをする人も多いですし、最近ではウェブサービスを立ち上げ、独立する人も多いです。
こういう人たちのイメージが先行して、実際にプログラミングの勉強をしなくてはならないのかと思う方も多いようです。
でも実際は、理系文系関係なく、世の中には仕事が溢れていますし、むしろそのように、業界を縛らないほうが成功する確率が上がります。
実際に私も文系出身ですし、今でこそITの会社を経営していますが、20歳のときに独立したらときは、飲食店を立ち上げました。
飲食店、不動産、美容業界、アパレルなど様々な事業を成功させてきましたが、どれも文系の方でもできる仕事です。
文系であることにコンプレックスはありませんでしたし、むしろ元の時点でITの選択肢が消えていた事は、自分にとっては結果的にラッキーだと思います。
文系の方でもIT企業を起業することができる
実際に、文系である事で、将来の幅は狭くなるのでしょうか?
私は必ずしもそうではないと思います。
なぜなら今現時点で、私はウェブサービスをしていますし、アプリ開発や、事業の時も、ウェブを使っています。
アパレル会社においても、ECサイトのみでの販売を行っていますし、SEを使ってマーケティングをしています。
それでは私がもともとコードをかけたと言ったら、全く来ませんでした。
またITの技術に関しては全くの素人でしたし、今でこそある程度頭に入ってますが、そもそもパソコンなんて触ったことがないと言うような私でした。
そんな私でもIT企業を経営することができています。
それは経営することと、自分ができるという事は全く違うからです。
まず自分がプログラミングができないことで不利になるではほとんどありません。
経営者がコードをかけなくても、実際にはプログラミングができる人を雇えばいいからです。
実際に優秀なプログラマーを採用することができればウェブサービスを立ち上げることもできますし、むしろ、経営者ができない分、採用の仕方や、人件費の高さがシンプルになります。
実際に私が独立した時も、20歳の時でしたから、ほとんど料理ができないのに飲食店を始めました。
美容業界に関しては、美容の知識が全くない状態で、女性のスタッフを1人立てて一生懸命勉強してもらって、成り行きで会社を始めました。
それでも会社の売り上げが1年目にして1億円を超えたと言うのは、やはり経営者の業界に対する知識と、成功と言うものはほとんど関係してないということが証明されました。
文系の方にオススメの起業の仕方
それでは文系の方にアドバイスするとしたら、どんな業界や、どんな仕事で独立した方が良いかと考えました。
営業
まず始めは営業です。
1番最初にこれが出てきてびっくりした方もいるかもしれませんが、やはり文系理系関係なく、しゃべることができれば誰でも営業することができます。
実際にコミニケーションスキルが大事だとか、コミュ力がないと営業ができないなどとも言われてますが、私はそうは思いません。
営業会社のコンサルティングもしておりますが、営業において大事なのは、トークスキルではなく、トークの仕組みがあるかないかです。
またコンテンツがある程度しっかりしていれば、営業は誰でも結果を出すことができます。
そもそも営業の成果と言うものは科学で成り立ちます。
見込み客のリストを作り、アポイントを取る、アポイント中から購入してくださるお客さんが購入してくれ、買わないお客さんは買いません。
このボリュームを増やせば誰でもうまくいきます。
ここでは多くは語りませんが、営業は簡単です。私が言うから間違いないです。
SNSを使った集客
SNSを使った集客は近年入っているビジネスモデルです。
例えば何か得るものを見つけたとして、ECサイトなんて大きな仕組みを持つ必要はありません。
Instagramだけでも得ることができますし、最近はベースや、ここならなどのアプリで、商品をスムーズにすることができます。
SNSのやり方も、すぐ攻略することができますし、いちど売れ始めると、どんどん加速することができます。
実際に私のコンサルティングしている会社も、SNSだけでの集客で月1000万円の売り上げを立てています。
これからSNSを利用する方々も増えてきて、このマーケットはどんどん大きくなっていきます。
これからSNSを使った集客が加速していきます。
フランチャイズ経営
次にフランチャイズ経営です。
フランチャイズ経営とはどんなものでしょうか。
例えばコンビニ経営もその一つです。
ファミリーマートやローソン、セブンイレブンの看板を借りて経営をすることで、最初からブランドを持ってお店を出すことができます。
もうすでにファミリーマートやローソン、セブンイレブンなどの信頼がありますから、どんな方がフランチャイズオーナーだとしても、お客さんが来てくれます。
コンビニ経営は近年うまくいかないので問題があったりしますが、私のコンサルしている会社で言うと、関東で複数店舗をだし、他店舗経営に成功しています。
私がお勧めするのは、居酒屋さんのフランチャイズ経営です。
これは私自身が居酒屋を経営して感じることなのですが、やはり個人展でどれだけ広告をかけようが、一生懸命経営をしても、長く店舗を続けていくことは難しいです。
その点、皆さんが知っているような、ブランドネームの居酒屋をフランチャイズで出店しますと、資本金も自分でオリジナルのブランドを出すよりも低く抑えれますし、またすでに大手の会社のオペレーションシステムを導入することによって、安い原価で、効率よく出店することができます。
またブランドネームがあることによって、その分信頼もありますので、ある程度の集客に関しては心配する必要はありません。
私が今から居酒屋を経営するとしたら、確実にフランチャイズ形をとります。
ロイヤリティーとして、売り上げの数%を本店に収めるとしても、それだけ成功するチャンスがあります。
バー経営
最後に紹介したいのは、バー経営です。
バー経営の良いところは、キッチンがなく、調理人を採用しなくて良いからです。
飲食店の1番のデメリットは、デッドストックと言われる売らなくてはいけない在庫が残ってしまうことです。
そして、精励できる人材を採用することで、それだけ大きな人件費がかかってしまうことです。
この在庫のリスクと人件費の問題はダイレクトに経営のリスクを託します。
しかしバー経営では、実際にそこまで大きな店舗を経営する必要はありませんし、家賃などの固定費が低く収まります。
調理人を雇う必要がありませんので、人件費は安く済みます。
本当に料理が必要でしたら、近くのお店からデリバリーで運んでもらうこともできます。
さらにバー経営のリスクを抑える方法としては、クラウドキッチンの方法を取ることです。
クラウドキッチンとは、居酒屋さんや、既に使っている飲食店の、使わない時間帯やスペースを貸してもらうことで安く家賃を抑えることです。
このクラウドキッチンの方法をとることにより、例えば深夜経営してないお店を安く貸してもらったりして、家賃をなるべく安く抑えることができます。
このように人に貸してくれるお店も増えてきていますので、そういった便利なやり方をとってみてはいかがでしょうか。