近年、フリーランスでも独立しようとする方や、実際に会社を起こして、起業する方も増えてきましたね。
経済的な成功を収めたいと考える人の中で、社長になりたいと言う方も多いのではないでしょうか。
社長として独立する事は誰にでもできることです。
独立のハードルが下がってきて、副業として独立をする方も増えてきました。
成功と失敗の分かれ道は、その会社を継続できるかどうかです。
今回は、独立して失敗しないために必要な条件と、注意点をお話ししていきます。
実際に独立されてこれにあてはまってる方は、至急改善したほうがいいと思います。また、まだ独立されてない方はぜひ読んでください。
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独立起業で、失敗しないための条件と注意点

実際に、独立してもすぐに会社をつぶしてしまう人はたくさんいます。
会社を経営すること自体はすごく根気が要りますし、まず大前提にめんどくさいです。
資金の問題、税金の問題、人材の問題などたくさんの困難があります。
その反対に、経営者になって、サラリーマンの時よりも何倍もの収入を得ている方や、何億円と言う資産を持っている方もいます。
ではこの2つの経営者の人たちの違いは何でしょうか。
それは、大事なこと、原則を押さえているか抑えていないかの違いだと思います。
それではまず成功する人としない人の特徴について話していきましょう。
独立起業して成功条件
成功と失敗には、必ず原因があります。
そして成功する人にはある特徴があるといえます。
これをクリアすることができれば、誰でもある程度成功を収めることが可能になります。
人を扱うことが上手
私の周りで成功されている経営者のほとんどは、人を扱う能力に長けています。
たくさんの社員さんをまとめる力を持ってますし、人を惹きつける魅力があります。
特にベンチャーであればあるほど、その会社の未来を皆に語りながら、人を率いていかなければなりません。
ここで必要なリーダーシップを押さえておく必要があります。
実際に社員さんが1人もいないと言う会社さんも全く同じです。
ひとりで出来る仕事はまずありません。
会社が大きくなればなるほど、ビジネスパートナーにお願いすることも増えるかもしれませんし、またクライアントの数が増えるとお客様とのトラブルも増えていきます。
その時にしっかり人と対話して、うまく扱う能力が必須になってきます。
楽観主義
経営者において、この楽観主義というのは必要な能力だと思います。
まず行動することにおいて、たちどまってしまっては成功などありません。
行動し続けることしか方法は無いのです。
その時に悲観的な方は、もしかしたらうまくいかないんじゃないか、そうは言っても難しいなど考えて行動しません。
楽観的な人はまずはとりあえずやってみようと、うまくいかなかったとしても、修正や改善を必要以上に行い、どんどん上手くなります。
この楽観的さが、経営者の差をつけます。
同じ事業を5年間やっていたとしても、楽観的な人と、悲観的な人とでは大きく行動量が違います。
5年後圧倒的な差になるでしょう。
数字に強い
成功する人のほとんどは、確実に数字に強い人です。
ファイナンスの知識にたけていたり、計算にたけている必要はありません。
ただ、会社の売り上げが今いくらで、どれだけの費用がかかっていて、どれぐらいの利益が出ているか、そして今後どのような行動を起こせば、この数字が良くなるのか悪くなるのかということを理解している必要があります。
失敗する人のほとんどは、この数字に対して全く理解しておりません。
どんぶり勘定で商品の価格も決めていますし、どれぐらい利益が上がっているかわかりません。
そんな奴いないだろ!
そういう方もいるかもしれませんが、経営者さんの半分の方は、この数字を理解していない方です。
自分の会社がどんな状態かを理解せずに、経営を行っているのです。
自分の体で考えれば分かるのですが、自分の体の悪いところがどこで、今どんな風な状態になっていてなどわからなければ、病気を見つけることもできませんし、病気が悪化してることも気づきません。
しかし会社においては同じようなことをしてしまうんです。
成功するためには圧倒的に数字に強くなる必要があります。
お金の流れをしっかり把握すること、どうすればお金の流れがもっと流動的になるかということを常に考える人が成功します。
独立起業する前の押さえておきたい注意点

これから起業する皆さんは、失敗しないために抑えてほしいポイントがあります。
自分が独立してたくさんの失敗をしてきました。
このことをしっかり理解していれば、もっと上手くこなすことができたなと言うことをお話しできます。
1人でやらないこと
私は20歳のときに独立しましたが、その時全てを自分1人でこなしていました。
独立した当初は飲食店をやっていましたので、メニュー開発や、接客サービスの向上、また集客の戦略からフローまで全てを1人でこなしていました。
その時に感じたのは、人を頼ることができませんでした。
自分の会社を行っているときに、人を信じることができないのは最悪です。
自分でできる事は限られているからです。
あなたが飲食店を立ち上げたとして、料理をどれだけ極めようと思っても、一流の調理人になるためには最低でも10年はかかります。
おいしいメニューを開発しようと思っても最低3年はかかるでしょう。
この時に経営者として、人を信じて人を変えることができれば圧倒的なスピードで成功することができます。
また社員ではなくて良いのですが、ちゃんと支えてくれるパートナーを持ちましょう。
右腕がいるのといないのとでは圧倒的なスピードの差が出ます。
自分の仕事を任せれる部下を持つ事が必要です。
融資受けること
会社の経営を行っていくと、必ずと言っていいほど、資金の問題にぶち当たります。
自分は、何度も先が見えなくなって、会社を潰しかけたことがありました。
そのためにすごく辛い思いまして、何度も投げ出したくなることもありました。
オープンした当初は、借金をするのが怖くて、まともにお金を集めることができませんでした。
しかし経営を続けていくと、お金を借りることの大事さを知りました。
お金がなければ何もできません。
新しい政策を打ち出そうとしても、お金がなければ行動できないのです。
お金があれば攻めることもできれば、守ることもできます。
広告をかけて、大きな戦略をとっていこうと言う時もお金がなければ、あきらめるしかありません。
それだけだと良いのですが、問題はお金がない時です。
売り上げがたたなくなって景気が悪い時に、お金を持ってなければ、首が回らなくなって会社を潰すしかありません。
また売り上げが悪い時に銀行はお金を貸してくれません。
必ず創業支援の融資を受けることをお勧めします。
うまくいったら返せばいいのです。
大事なのはうまくいかなかった時にお金がないと何もできないと言うことです。
固定費は極限まで下げること
固定費は低ければ低いほど良いです。
固定費とは、オフィスにかかるお金や、インターネットの通信料等、変動せずに一ヶ月必ず使うお金です。
例えば、1年目で大きなオフィスを構える必要はありません。
オフィスの料金が高くなってしまうと、それだけ売り上げを大きく稼がないといけません。
固定費を圧倒的に下げることができれば、利益が上がればその分会社のプールに回すこともできますし、売り上げが下がった時でさえ、低い売り上げから固定費を賄うことができます。
人件費等は変動費に入りますが、人件費も出来る限り下げたほうがいいです。
1年目で、社員を抱える事はあまりオススメしません。
1年目は良くも悪くも想定したこととは全く違うことばかりおきます。
人を雇って売り上げを作れるつもりでも、うまくいかない事は多々あります。
その時に社員の給料が払えずに、会社の財務が圧迫されてしまうと、1年目にして会社を畳んでしまわなければなりません。
このように、一つ一つを見てみると、必要ではない経費をかけてはならないと言うことがわかります。
一家月にかかる経費は圧倒的に下げて、お金がかからずにできることを考えましょう。
独立した最初はたくさん働くこと
たくさん働くこと、これは本当に大事なことです。
もしも独立して楽がしたいだけでしたら、まず最初の3年は諦めた方がいいです。
もちろん経営者さんで、時間も、お金も、自由に過ごされてる方が多いです。
そういうのも最初の3年は、死ぬ気で働いていたと思います。
実際に、成功するまでの期間は、全く稼げないといっても過言じゃありません。
事業が軌道に乗るまで本当に辛い思いをするでしょう。
それでも諦めずに事業を行っていくと、いきなり売り上げが上がったり、事業が成功したいと、思いもよらないタイミングでうまくいくものです。
その時に、会社がうまくいく人と行かない人の違いは何でしょうか
答えは、たくさんの時間を仕事に使い、ハードワークをこなしきったか、最初から効率を求めて楽に働こうとしたかの違いだと思います。
どんな仕事でも、楽な事はありません。
あなたが圧倒的な成功を収めたいならなおさらです。
最初の3年踏ん張って一生懸命働くと、それなりに売り上げが立ってきます。
3年後サラリーマンの時の収入とは比べ物にもならない収入が手に入ります。
そして、起業して気づくことですが、基本的な事はハードワークで乗り越えます。
一生懸命働いたらある程度利益を出す事は簡単です。
ぜひ実践してみてくださいね。