今から起業しようと言う方々で一体どんな事業を選んだらいいかわからないという方は多いのではないでしょうか。
確かに事業を始める上で何が儲かるか、何がうまくいくかなんていうのはわからないので迷うこともあるかと思います。
またどんなビジネスモデルがあるかどうかもわかりませんから探すことも一苦労かもしれません。
その中でも私は飲食店から始まり美容業界、アパレル、不動産、営業代理店、広告代理店、メディア事業、様々な事業ローンチ指摘で、複数の事業を1億円以上の企業にしてきました。
様々な事業を成功させることができた理由として事業モデルのジャンルをしっかり1つに絞って立ち上げたことがあります。
ここでは起業する前にどんなジャンルとして事業を捉えたらいいか、ということをお話ししていきます。
起業前準備をしている方や、将来起業したいと言う方はこちらを読んでください。
Contents
そもそもなぜ起業前のジャンル決めは必要があるのか。

起業することの以前に自分の得意なジャンルを決める必要があります。
なぜならジャンル決めを正しく行わずに倒産する会社があるからです。
まず初めに様々なジャンルの筐体がある中で一つ一つのジャンルでは、コストと板の大きさは違います。
ですから最初の段階でうまくいかなくなったときにたくさんお金がかかるビジネスジャンルや、お金がかからずに少しの試験でテコ入れすることができるビジネスジャンルもあります。
また自分の得意分野、不得意分野を理解せずにただ儲かりそうだから、ただ流行っているからと言ってビジネスを始めるのも危険です。
実際にそのビジネス自体が長く続くビジネスモデルなのか、またその分野で自分の勝ち筋があるのかを見る必要があります。
起業前の適切なジャンルの選び方
それではどんなジャンルを選択したら成功するのでしょうか。
まず1番大事になってくるのはジャンルの選び方です
ジャンル選びが大事だと言ってもどのように選べばいいかっていうのはわからないものです。
このジャンル選びで諦めて、ビジネスを始めることをやめたり、またジャンル選びで諦めてなんでもいいやと勢いで始めて失敗するなどのケースも多くあります。
ここでは間違いがないジャンルの選び方を紹介していきます。
まだ競合が少ないと見えるもの
これは当たり前ですが意外と皆さんが理解してないところです。
ビジネスを始める上で大事なのはお客様の数と、競合の数です。
例えば、アパレルの会社を始めたとしても、服屋はたくさんあります。
需要も多いと同時に、供給量が多いので、1社あたりの売り上げは視覚的に低くなってしまいます。
その中で戦おうと思うのでしたら、他の競合をぶっちぎるための最高のコンテンツ、また差別化が必要になってきます。
まだビジネスを始めたことがないと言う人にとっては、そのような差別化を用いたビジネスモデルは難しいかもしれません。
でしたら1番やりやすい方法は、圧倒的に競合が少なくて、そこそこの需要があるビジネスを選ぶべきです。
例えばアパレル会社でも、Tシャツの専門店を選ぶなど、マーケットを絞るという方法もありますし、最近ですとInstagramの活用や集客が実践的になってきてますので、そのようなSNSを使った集客サービスの代行事業を行うなど、今から確実に伸びていくけども、まだみんなが始めていないようなビジネスを選ぶのは最適です。
競合の少なさを考えるときに大事なことも書いておきます。
競合が少ないという事は、それだけマーケットが小さい可能性もあります。
競合が少なくても、マーケットが小さければそれだけを変えることはできません。
商圏を定めるにあたって大事な事は、需要と供給のバランスを見ることです。
また競合が少なかったとしても圧倒的なブランドが独占していると言う可能性もあります。
例えばビールでしたらサッポロ、サントリー、アサヒなど独占市場があります。
飲料メーカーがどれだけ力を入れてビール業界入ってきたとしても、すでに独占されている市場をひっくり返す事は難しいと言うことです。
圧倒的な一強ないしは三強が市場にある場合は、うまくいかないことが多いです。
このような独占市場を視野に入れることも必要です。
また”業態が尖りすぎて需要が少ない”このようなケースも多くあります。
私の経験ですと、ヴィーガン料理と言う動物性食品を全く使わずに野菜だけで作るレストランをコンサルすることがありました。
この時に失敗したのは、ヴィーガンと言う業態が日本では全く認知されていないことです。
そもそも”ヴィーガン料理を食べた”と検索する人が圧倒的に少ない、またヴィーガン料理自体を友達同士で食べに行こうなど企画することがないなど、ブランド育成するのに多大なコストと時間がかかりました。
このように万人受けしないビジネスジャンルと言うのは成功するのに時間がかかります。
自分の情熱を持てるようなビジネスモデルにトライする
スティーブ・ジョブズが言うには、自分の情熱を持てる事業に人生をかけるといいます。
これは実際に正解だと思います。
なぜなら、どれだけ儲かると分かっている事業を起こしたとしても、どれだけ皆が認めるような事業を起こしたとしても、自分が納得してなかったり、自分が好きになれないような仕事というのは長くは続きません。
また少しうまくいかなくなったとして、人間は弱い生き物ですから、やっぱりこれは自分のやりたいことじゃないとか、自分はもっと違うことをやりたいんだと考えて行動が止まるものです。
ビジネスで大事な事は、常に考えてトライし、失敗しても、すぐに改善してまたトライするこれをいかにスピーディーにこなすことです。
自分が情熱を捧げないようなビジネスモデルですと、どこかでしわ寄せがやってきます。
最初はうまくいくかもしれませんが、本当の意味で大成することはないでしょう。
しかし自分の情熱を注げると確信しているビジネスジャンルですと、結果が出なくても、情熱は消えませんし、絶対に成功するまでやってやるんだとモチベーションを維持しながら、成功するまでやり続けることができます。
私の経験ですが、やり続けることが本当の成功をもたらします。
私のコンサル生の経営者の方も、1つの事業を成功させるのに、3年赤字を続けたと言う方もいました。
この人が成功した要因は、やはり自分の情熱を捧げプライドを持った事業を選択したことです。
常に考える際に本当にこれはやりたいことなのか、自分の人生を賭けるに値するのかを考える事はいい教訓になるでしょう。
起業前にビジネスの始めやすいジャンル
ビジネスの始めやすいどのようなジャンルがあるのでしょうか
ここでは様々な始めやすいジャンルをご紹介いたします。
コンサルティング
自分の得意な分野や周りの人と比べて自分が少しでも秀でている分野があるのでしたら、コンサルティングがお勧めです。
クライアントから相談を受けて、そのストレスを自分の知識を持って解決するということです。
1つの分野に関して様々な知識や、経験などが必要にはなりますが、実際の目安として、その分野で最低でも3年勤めていた人でしたら、コンサルティングを行うことができます。
お客様を見つけることも難しいと言われていますが、TwitterなどのSNSを使って公表したり、自分の実力や、ポートフォリオ等を発表したりすることによって、すぐにクライアントが見つかると言うケースも少なくありません。
自宅サロンを使ったビジネス
私が得意としているビジネスモデルの1つです。
自分の自宅を使ってテナント費等をかけずに始めることができるビジネスモデルです。
いわゆるテナントを持たなくて良いので、家賃はかかりませんし、自分の腕だけで独立することができます。
集客の方法も最近でしたらSNS (InstagramやTwitterなど)で手軽に集客することができます。
意外にも自宅サロン系が可能な不動産屋さんも多く、すぐに対応することができます。
また整体や、マッサージのスキルでさえも大きな投資は必要ありません。
カリスマ整体師などになれば月500万円稼ぐこともあるようです。
フリーライター
こちらも最近ではすごく人気です。
どこかの会社に属するわけでもなく、メディア運営をしている会社さんから依頼されて、メディアの記事をひたすら書く。そして書き終わった後は納品してお金をもらうと言う職種です。
初期費用はノートパソコンさえあればいいのです。
コピーライティングの知識や、セールスライティングの知識も含めてYouTubeや、手軽の参考書で学ぶことができますし、やり続けることによって1回あたりの単価を上げることもできます。
また雇用を結ばないがゆえに1回あたりの記事単価も高くなります。
自分のペースで記事を作ることができすので、手軽に始めれて、自由に仕事をすることができます。
営業代行
こちらは何も知識や経験がなく、また資金もないような起業家の方には始めやすいジャンルだと思います。
企業にとって売り上げを伸ばすことには営業はかかせない職になります。
そこで主流になってきているのが企業側からすると外注ということでその役割を担うのが営業代行です。
企業から営業業務の依頼を受け、人件費や営業活動にかかる費用とさらにプラスさせた報酬をのせた利益を得るわかりやすいビジネスモデルなため始めやすいと思います。
ただし、営業に関して関心がないのであればお勧めはしません。
業務を依頼されるため、営業に関してプロフェッショナルでなければ大きく成功させるのは難しいかと思います。
まとめ
以上企業時のジャンル決めの極意はおわかりいただけましたか?
起業時は悩み、不安がたくさんあるものです。
ジャンル決めは起業を成功させるため、とても重要な決断となるのでしっかりと考えて決断できるといいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。