レイダリオという方の名前を皆さんは知っていますか?
世界で有名な投資家で、経営者です。
投資家、ファンドマネージャー、起業家。
1975年に立ち上げた投資会社「ブリッジウォーター・アソシエイツ」40年以上で世界最大のヘッジファンドに育て上げた最強のビジネスマンです。
1975年から同社が稼いだお金は、約62兆円!!!
- 「アメリカで5番目に重要な非上場企業」(Fortune誌)
- 「世界でもっとも影響力のある100人の1人」(TIME誌)
- 「世界でもっとも富裕な100人の1人」(Forbes誌)
著者が最も尊敬している経営者の一人です。
その彼がミレニアム世代に伝えたいアドバイスをインタビューで語っていました。
今回はインタビューでお話しされていた3つのアドバイスを話していきますね!
レイいわく、危機(恐慌)とインフレーションが繰り返されることを知る必要がある。
1.貯蓄を考えること
いくら貯蓄に回しているのか?
毎月いくら使って、毎月いくら貯めているのか?
またその貯蓄は何ヶ月分のものなのか?
これが価値貯蓄だとレイダリオは言います。
彼いわく、貯蓄は自由と安全の源なのです。
貯蓄がなければ安全安心はありません、どんなにお金を稼いでいても貯金がなければ明日事故にあって体があえなくなったら?と思うと安心できませんよね?
貯蓄はまず第一に大事な資産なのです。
そして次はどうやったらうまく貯金を貯めれるか?
どういうシステムに資産を入れておくのが良いのか?
資産をどう運営すればいいかを考える人(賢者)は現金というリスクの最も少ない投資が長期的な観点では最悪の投資であることを知っています。
これはどういうことか?
皆さんの中では、貯金は投資ではないだろうと考える方も多いでしょう。
インフレ税引後の所得の上昇率を見ると毎年2ー3パーセントのインフレ率に対して、所得が1−2パーセント増えてもそこから税金が取られるので、めちゃくちゃ損していることがわかりますね?
インフレとはお金の価値が下がり、物価が上がることです。
日本は戦後ずっとインフレが起きてますし、今後も起き続けます。
貯蓄も、日本円で投資するということですので、円の価値が下がった場合損をしてしまうのです。
ですので、長期的に見ると、現金以外の資産にお金の投資しないといけません。
2.資産運用において一番重要なのはまさしく、うまく分散させることです。
様々な国のいろんな種類の資産に分散させることが重要です。
また借金、負債は貯蓄の助けになったり、新たな所得を作る要因になります。
家やマンションなどの資産を買うことに使われたりしますから。
ただ消費に借金をするのは絶対に反対です。
ただ危険を冒していて、何のリターンもないからです。
ここまで貯蓄を考えること、現金以外の資産にうまく分散させることを伝えました。
そして最後に重要なのは
3.自分の本能と逆のことをすることです。
え!!!???
本能と逆とはどういうことでしょう?
レイダリオはゲームをやったときのことを例えで出しています。
そしてレイいわく、勝利する方法はゲームをするとき本能および大衆とは別のことやるべきだと。
なぜなら市場は大衆を写し出す鏡だからです。
誰も買いたがらないときにに買いたいと思い、
誰も売りたがらないときに売りたいと思いましょう。
これは感情的に難しいのです。
おそらくあなたは、このゲームに勝てないと思います。
とレイダリオは言います。
なぜならこのことが本当に難しいほど、人は感情に左右される生き物だからです。
レイダリオは60兆円稼ぐまで、ずっとやってきたのです。
本当に難しいのですが、もし皆さんも、資本主義のゲームをやるのなら本能の逆の行動、
つまり
居心地の悪い方法をとることをすすめでいます。
この考え方はすごいよね?